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教えて!JTG ( 債券入門 / Q&A ) | II. 国債とは

債券Q&A(II-5)|デュレーションと債券価格の関係は?

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デュレーションとは、債券を保有することによって利子および元本(=キャッシュフロー)を受け取る場合の投資資金の平均回収期間を示す指標です。割引債のデュレーションは債券の残存期間に一致しますが、クーポン最終利回りが高くなるほど、デュレーションは残存期間よりもだんだんと小さくなります(債券投資の回収までの期間が早くなります)。

デュレーションには平均回収期間よりも重要な使い道があります。それは、金利が一定の割合で変動した場合に、債券価格がどの程度変化するのかという感応度を示しており、価格変動リスクの指標になるという特徴です。この用途で使われるのは、デュレーションを「1+最終利回り」で割った「修正デュレーション」と呼ばれる指標です。クーポンや最終利回りがある程度小さい債券の場合には、修正デュレーションはおおむね債券の残存期間に比例します。

ここで実際の修正デュレーションと価格変動リスクの関係を示してみましょう。修正デュレーションが1であれば、最終利回りが1%上昇(下落)すると債券価格も約1%下落(上昇)します。修正デュレーションが10であれば、最終利回りが1%上昇(下落)すると債券価格は約10%下落(上昇)します。このように、各年限の金利が同じだけ変動した場合にも、残存年限や修正デュレーションが大きい債券ほど市場価格の変動率は大きくなります。

上田 祐介
上田 祐介
チーフインベストメントストラテジスト
JTG証券経済調査室長 兼 チーフインベストメントストラテジスト。クオンツアナリストとして職歴を開始。その後は複数の大手外資系投資銀行などで主にクレジット市場関連の業務を歴任。海外クレジット市場の分析に強み。

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