【動画】米ドル建て債券市場動向|米国債利回り・社債スプレッドを専門家が解説【2026年7月第1週】
ここでは米ドル建て債券相場の動きと、より詳細な債券の取引状況についてデータを示し、専門家が分かりやすく解説します(無料動画あり)。 日米の経済成長力格差に起因した円安や国内インフレに、富裕層や50代・60代が対抗し、将来の生活を長く支えるには、より高成長な経済の通貨の債券などに分散投資し、元本を維持しつつ、安定した収入を確保していくのも重要です。本動画では、2026年6月26日から7月3日までの米国債券市場動向の状況を示すことを目的とする。(起債額と取引額は2026年6月29日から7月3日まで)
- インフレ懸念と利上げ方向への警戒感から、米国債利回りは全体的に上昇し、イールドカーブの傾きは急に(スティープ化)。ホルムズ海峡の通行再開によりエネルギー供給懸念が後退、米ドルは多くの通貨対比で下落したが、円については引き続き円安傾向を継続。
- 銀行ストレステスト後、与信強化に対する安心感からB格など低格付け社債のスプレッドが大幅に低下。
- 米ドル建て新発債市場の上位2位を占めたのは日本企業。NTTファイナンスと野村HDがそれぞれ55億ドル、35億ドルをシニア債で調達。
- 流通市場で取引が多かったのは、前週までに巨額の起債を行った、スペースX債とエヌビディア債。
米国国債市場
- 直近(7月3日)の10年国債利回りは4.48%と前週比で+0.115%の上昇、4週比(6月5日)では-0.047%の低下。
- 2年国債利回りは+0.045%上昇したが、20年国債は+0.125%上昇と、イールドカーブの傾きは急に(スティープ化)。
米国社債市場
- 投機級社債のスプレッドが大幅タイト化。特にB格。
- ドル建て社債を年限別に見ると、相対的にスプレッド(超過利回り)が広めに動いたのは、投資適格債では2年債、投機級債では2年債。
米ドル建て債券起債動向
- 優先債で起債額の特に大きかった案件は通信セクターのNTTファイナンスの55億ドルの起債。2番目は、金融セクターの野村ホールディングスと、エネルギーセクターのRio Grande LNG LLCの35億ドル。
- 劣後債で起債額の特に大きかった案件はインテーザ・サンパオロによる10億ドル。2番目は、ファースト・アブダビ・バンクによる7.5億ドル。3番目は同順位で「Axis Bank Ltd/Gandhinagar」、「リンカーン・ナショナル」、「Dukhan Tier1 Sukuk Ltd」の5億ドル。
米ドル建て社債取引動向
- 事業会社のうち投資適格債で取引額が最も多かったのはスペースXで、エヌビディア、メタ・プラットフォームズがそれに続いた。
調査レポート
【レポート】米ドル建て債券市場動向 週次 2026年6月26日から7月3日まで