【ショート動画】みずほFGのFY2025Q3決算と米ドル建て社債の見方
みずほFGは、日本で最大の銀行グループであり、その米ドル建てシニア債は4.4%以上の税前利回り(2026/3/12時点)が得られ、個人投資家の長期保有に向いた投資機会として注目されています。
本動画では、FY2025/Q3までの決算概要と、みずほFG債投資における着眼点をまとめます。
みずほFGとはどのような金融グループか
みずほフィナンシャルグループは、日本を代表する大手銀行グループの持株会社である。傘下に銀行、信託、証券などの金融子会社を有し、国内外で幅広い金融サービスを展開している。グローバルな金融システム上、重要な金融機関にも指定されており、日本のメガバンクの一角として高い公益性を持つ点が特徴である。
事業は、リテール、法人、大企業金融、公共・金融法人向けなど複数の分野に分かれている。国内では長短金利差の拡大、金融資産相場の上昇などを背景に、銀行ビジネスにとって追い風となる環境が続いている。こうしたなか、メガバンク各行では収益機会が拡大しており、みずほFGも堅調な業績を示している。
FY2025Q3決算のポイント
FY2025Q3までの9カ月累計では、みずほFGの親会社株主に帰属する当期純利益は1兆238億円となり、過去最高益を2年連続で更新した。通期の当期純利益目標についても、期初計画から1,900億円積み増し、1兆1,300億円へ引き上げている。
自己資本面でも、最終化ベースの連結CET1比率は12.02%とされ、メガバンク3行の中でも相対的に健全な水準にある。収益力と資本の厚みを踏まえると、信用リスクへの耐性は強いと評価できる。
米ドル建て社債の投資妙味と注意点
みずほFGが発行する米ドル建て普通社債は、税引き前利回りが4.4%程度とされ、個人富裕層の投資家からも注目されている。信用格付けは、国内格付機関ではAA格ゾーン、海外格付機関ではA格ゾーンに位置しており、社債投資における安全性は十分な水準である。
一方で、MUFGやSMFGの社債と比べると最低投資金額が大きく、個人投資家にとってはややアクセスしにくい点に注意が必要である。また、2025年4月以降はスプレッドのタイト化が続いていたものの、2026年2月頃からは市場のリスクオフを受けてワイド化に転じている。
日本の銀行債にある安心材料
日本の大手銀行については、預金保険制度や公的資本注入制度など、金融システム安定化に向けたセーフティーネットが存在する。危機発生後の資本注入だけでなく、破綻前の予防的な公的資本注入制度が残っている点は、日本特有の安心材料である。米国や欧州の銀行債と比べると、元本償却などのベイルインリスクは相対的に低いと考えられる。
総じて、みずほFGは国内大手銀行としての信用力、公益性、政府支援への期待を備えた発行体である。米ドル建て長期社債への投資を検討する際にも、安定的に保有しやすい銘柄の一つと評価できる。
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具体的な商品例(外部サイト)
| 発行体名 通貨 優先/劣後 償還 永久債 | 利率 | 満期 |
|---|---|---|
| みずほフィナンシャルグループ JPY建劣後コーラブル永久債 | 2.846% | - |
| みずほフィナンシャルグループ USD建優先満期一括債 | 5.748% | 2034/7/6 |
| みずほフィナンシャルグループ USD建優先満期一括債 | 5.579% | 2035/5/26 |
外国債券の取引にかかるリスク
債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。
また、外国債券(外貨建て債券)は為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じたり、債券を発行する組織(発行体)が所属する国や地域、取引がおこなわれる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けるおそれがあります。
外国債券の取引にかかる費用
外国債券を、JTG証券との相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。
また、売買における売付け適用為替レートと買付け適用為替レートには差(スプレッド)があり、外国債券の起債通貨によって異なります。
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