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教えて!JTG ( 債券入門 / Q&A ) | II. 国債とは

債券Q&A(II-1)|国債とは?

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国債とは、政府部門が市場から資金を借り入れるために発行する債券です。

通常は、発行している国の名前を冠して「日本国債」、「米国国債」等の名称で呼ぶことが多いですが、USトレジャリー(米国利付国債)、ブンズ(ユーロ建てドイツ国債)など、特有の名称で呼ばれることもあります。

国債も、他の債券と同様に、支払い金利の種類や償還日までの期間などによって、分類することもできます。ただし、最も残高も多く一般的なのは、固定利付国債です。日本国債の固定利付債の場合には、利子は半年に1回支払われ、元本は償還日に償還されます。日本国債では、定められた償還日より前に、債券を額面金額で償還すること(繰上償還)はありません *。

*平成10年12月以前に発行された国債については、券面に、繰上償還を行うことがありうるとの記載がありますが、これについても、実際に繰上償還を行うことはないとの方針を財務省が示しています。

日本やアメリカなど、世界でも経済規模の大きい主要通貨を有する国の国債に対する投資のメリットは、国家が破綻する可能性が極めて低く、償還日には必ずリターンが確定することにあります。その反面、利回り自体は低めであるため、大きなリターンを期待している方には向きません。

また、主要国の国債は、非常に取引量が多く、いつでも流通市場での売買により換金可能な点も特徴です。このように換金性が高い特徴を「流動性が高い」とも呼びます。一部の低格付債券などでは、市場が大きく混乱したときなどに、流動性が低下し、換金できないままに時価が下がり続けてしまうこともあります。しかし、主要国の国債では、こうした流動性リスクが極めて低いことも、投資の安全性の裏付けになっています。

リスクフリー資産**への投資の特徴

  • 投資年限に応じた利回り/時価変動/これらの見通しにより投資判断
  • 投資リスクは、期中に生じる時価変動リスクのみ(償還日まで保有した時には時価変動リスクなし)
  • 償還日まで保有すれば、同じ通貨上で想定外の損失は生じることはない
  • 債券の銘柄選択は、年限のみ
  • ただし、利回りの水準は低い

** “リスクフリー資産”について、例えば国債投資にも価格変動リスクはありますが、ここでは一般的な金融工学等で用いられる慣習的な表現としてデフォルトが生じない債券を指しています。

上田 祐介
上田 祐介
チーフインベストメントストラテジスト
JTG証券経済調査室長 兼 チーフインベストメントストラテジスト。クオンツアナリストとして職歴を開始。その後は複数の大手外資系投資銀行などで主にクレジット市場関連の業務を歴任。海外クレジット市場の分析に強み。

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