債券Q&A(I-9)|債券の価格と利回りの関係


以下では、価格と利回りの関係について、割引債を使って説明します。
割引債とは利払いがなく、発行価格が額面から差し引かれて発行されている債券で、発行価格と額面の差額が利息に相当します。
*債券は通常複利で計算しますが、説明のため単利で計算しています。
*経過利息(利払日と異なる日に売買した場合の日数分の利息)は考慮しておりません。
5年後に償還する割引債を80万円で購入した場合
80万円から100万円に増えたので、100-80=20の累積利益を得たことになります。
これを保有していた5年の単利に換算すると、(20÷80)÷5=5%となり、年利5%(単利)となります。

同じ割引債を90万円で購入した場合(債券価格が上がった場合)
90万円から100万円に増えたので、(100-90)=10の累積利益を得たことになります。
これを保有していた5年の単利に換算すると、(10÷90)÷5=2.22%となり、年利2.22%となります。

同じ割引債を70万円で購入した場合(債券価格が下がった場合)
70万円から100万円に増えたので、(100-70)=30の累積利益を得たことになります。
これを保有していた5年の単利に換算すると、(30÷70)÷5=8.57%となり、年利8.57%となります。
