JTG証券の日本金利/為替相場見通し
以下では、JTG証券経済調査室による、日本金利・為替に関する相場見通しを示します。(見通しは、2026/4/24更新、直近レートは2026/4/23更新)
[相場を考える前提条件]
10年国債金利は、ペルシャ湾岸の問題が早期(2026年5月中)に解決すれば、2026年を通じて2.2~2.6%程度のレンジに留まり得るが、より現実的にはエネルギー供給や海上通航に関わる国際法の不安定化などが、国際的なインフレを継続しやすく、現在の供給不足は輸送時間のラグなども考慮すれば9月末までは継続しやすいと想定する。原油輸送の安定化が確定しない限り、4月だけでなく7月利上げも見送りになる一方で、インフレ傾向や経済減速を反映したスタグフレーション懸念から長期金利は上昇を継続しやすい。中心値としては2026年末で2.6%割れを想定するが、石油ショックが8月に入っても解消していなければ、2026年末の10年金利は2.8%を超える可能性がある。

9月末のドル/円レートも、ホルムズ海峡の自由通航の状況に大きく依存する。5月上旬までに解消した場合は153円、(→利上げ実施、円安進行)と見る。しかし現実的には困難であり、メインシナリオは7月末までに着地点が見えた場合の161円と想定。なお、7月末も未解消の場合は174円と見ており、もしこの段階まで続いた場合には「為替介入」は口先でも実体でも機能しにくくなると考えている。

(出所) Bloombergのデータを参照し、JTG証券で作成。中央値ベースの気配値であり、この値で実際に取引できる訳ではない点に注意。
より詳細なポイントについては、下記のリンクから見通しレポートをご参照ください。