【レポート】ドル/円為替マクロ・ウィークリー(対象:2026年8月31日~9月6日)
本レポートでは、ドル/円為替市場の動きを中心にアップデートし、さらに最近の市場を動かす要因となることが多い米国のマクロ指標などに関する最新動向のアップデートを行う。また、各事象による潜在的な相場への影響について弊社の見解を示す。
今週のドル/円相場の振り返り(8月31日~直近)
- ドル円は期間初の159円台後半から154円台へ大幅に下落した。8日朝における市場の主題は、日銀の追加利上げ、日本勢の資金還流、円キャリー取引の巻き戻し。特に155円割れは円安修正への期待を強め、米利上げ観測だけではドル円を支えにくい展開に。
先物・オプション、介入などの需給動向
- 4日公表のCFTC統計では、1日時点のCME円先物の非商業部門は9万2,227枚の売り越しで、前週から2万8,929枚拡大した。
他の為替レートの動き
前週の米マクロ重要ポイント
① 8月雇用者数は16.2万人増と市場予想を大幅に上回り、失業率も4.1%で安定した。9月FOMCの利上げ観測が再び過半に上昇した。
② ウォーラーFRB理事は、8月インフレが鈍化すれば据え置き、再加速なら利上げを支持する条件付き反応関数を提示。9月11日のCPIが事実上の最終判断材料となる。
③ 貿易赤字は前月比24.4%拡大したが、主因はコンピューター等の資本財輸入である。関税下でもAI関連投資が輸入と国内需要を押し上げている。
④ つなぎ予算成立で政府閉鎖リスクは12月11日まで後退した。ただし本予算や中期的な歳出抑制は未決着であり、米国債の供給懸念は解消していない。
今週以降の注目ポイント
Appendix. #1. 短期金融市場の動向、相場が織り込む金利、金利差、為替
- 米SOFRは、直近(2026/09/08)で3.66%と前週(09/01)の3.66と変わらず。米ドルOISスワップ1年物は、直近(2026/09/08)で4.1147(%)と、前週(09/01)の4.1627より低下。
- 日銀無担保コール翌日物は、直近(2026/09/08)で1.00%と、前週(09/01)の1.00%と変わらず。円OISスワップ1年物は直近(2026/09/08)で1.5575(%)と前週(09/01)の1.5284より上昇。
Appendix. #2.重要ポイントの詳細
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