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アメリカ:ドル債 | 相場

【レポート】米ドル建て債券市場動向|米国債利回り・社債スプレッドを専門家の視点で読む【2026年8月第4週】

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【レポート】米ドル建て債券市場動向|米国債利回り・社債スプレッドを専門家の視点で読む【2026年8月第4週】

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ここでは米ドル建て債券相場の動きと、より詳細な債券の取引状況についてデータを示し、専門家が分かりやすく解説します(無料レポートあり)。

日米の経済成長力格差に起因した円安や国内インフレに、富裕層や50代・60代が対抗し、将来の生活を長く支えるには、より高成長な経済の通貨の債券などに分散投資し、元本を維持しつつ、安定した収入を確保していくのも重要です。

本レポートでは、2026年8月21日から8月28日までの米国債券市場動向の状況を示すことを目的とする。(起債額と取引額は2026年8月24日から8月28日まで)

  • ジャクソンホール会合において、FRBのウォーシュ議長は、景気・雇用は底堅く、金融環境も抑制的とは言い難い一方、PCEインフレ率3.7%は高過ぎると明言。9月利上げ観測が再浮上した。7月PCEでは実質消費が前月比横ばい、貯蓄率は3.0%にとどまった。インフレ高止まりと消費減速が併存する状況。
  • 4~6月期GDPは年率1.5%にとどまったが、民間国内最終需要は4.2%と強い。表面的な低成長ほど景気は弱くない。7月の財輸入急増で財貿易赤字は1,188億ドルへ拡大。AI関連輸入が成長率を押し下げた構図。
  • イールドカーブは短期金利が上昇。一方、長期・超長期金利は若干低下。
  • 社債は短期を中心にスプレッド縮小(短期金利上昇に伴うマークの変更か)。新発社債は、欧州投資銀行(EIB)と国際復興開発銀行(IBRD)が各40億ドル、アジア開発銀行(ADB)が20億ドルの大型シニア債を発行し、総額は100億ドルに。

米国国債市場

  • 直近(8月28日)の10年国債利回りは4.72%と前週比で-0.016%の低下、4週比(7月31日)では-0.017%の低下。
  • 2年国債利回りは前週比で+0.108%上昇したが、20年国債は-0.056%低下と、イールドカーブの傾きはなだらかに(フラット化)。

米国社債市場

  • 10年債スプレッドは、投資適格債・投機級債ともほぼ横ばいであったが、B格は若干タイト化。ドル建て社債を年限別に見ると、相対的にスプレッド(超過利回り)が広めに動いたのは、投資適格債では10年債、投機級債では10年債。

米ドル建て債券起債動向

  • 優先債で起債額の特に大きかった案件は政府セクターの欧州投資銀行の40億ドルの起債。同順位で、政府セクターの国際復興開発銀行の40億ドル。3番目は、通信セクターのQTS Central Issuer LLC/ QTSの39億ドル。
  • 劣後債で起債額の特に大きかった案件はエバジーによる6億ドル。2番目は、プロビデント・ファイナンシャル・サービシズによる1.75億ドル。3番目は、澳門国際銀行による1億ドル。

米ドル建て社債取引動向

  • 事業会社のうち投資適格債で取引額が最も多かったのはアルファベットで、メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コムがそれに続いた。
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上田 祐介
上田 祐介
チーフインベストメントストラテジスト
JTG証券経済調査室長 兼 チーフインベストメントストラテジスト。クオンツアナリストとして職歴を開始。その後は複数の大手外資系投資銀行などで主にクレジット市場関連の業務を歴任。海外クレジット市場の分析に強み。

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