日本株式市場動向 週次(2025年12月10日集計)
本レポートは、2025年12月10日現在までの日本株式市場の動向を確認することを目的としている。
世界の株式相場動向と地域別差異
過去4週の累積投資パフォーマンス(配当込み、日本円換算)は、1位が全世界(除く日本)の2.26%、2位がアメリカの2.25%、3位が全世界の2.02%で、日本株式は相対的に低いパフォーマンスを示していたといえる。
TOPIX業種別インデックス(時価加重平均)
- 直近1週間に値上がり率が相対的に大きかった業種は、非鉄金属(4.49%)と証券- 商品先物取引業(4.09%)、
- 同期間に値下がり率が相対的に大きかった業種は、その他製品(-4.50%)と空運業(-1.36%)。
JTG銘柄(単純平均)
- 直近1週間に値上がり率が相対的に大きかった業種は、医薬品(5.68%)と証券- 商品先物取引業(4.17%)、
- 同期間に値下がり率が相対的に大きかった業種は、空運業(-1.33%)と繊維製品(-1.21%)。
個別銘柄毎の株価動向
- 直近1週間に株価の値上がり率が相対的に大きかった銘柄は、日本新薬(+64.9%、医薬品)、安川電機(+17.5%、電気機器)など、
- 同期間に株価の値下がり率が相対的に大きかった銘柄は、トレンドマイクロ(-12.8%、情報- 通信業)、エムスリー(-10.6%、サービス業)など。
規模別 JTG_Top30
- 株価の値上がり率が相対的に大きかった銘柄は、ソフトバンクグループ(11.9%、情報- 通信業)、三菱重工業(9.2%、機械)など。
- 株価の値下がり率が相対的に大きかった銘柄は、任天堂(-8.5%、その他製品)、ソニーグループ(-4.7%、電気機器)など。
規模別 JTG_Mid
- 株価の値上がり率が相対的に大きかった銘柄は、安川電機(17.5%、電気機器)、ファナック(16.3%、電気機器)など。
- 株価の値下がり率が相対的に大きかった銘柄は、トレンドマイクロ(-12.8%、情報- 通信業)、エムスリー(-10.6%、サービス業)など。
規模別 JTG_Small
- 株価の値上がり率が相対的に大きかった銘柄は、日本新薬(64.9%、医薬品)、ペプチドリーム(14.5%、医薬品)など。
- 株価の値下がり率が相対的に大きかった銘柄は、ラクス(-7.7%、情報- 通信業)、ジャパンエレベーターサービスホ(-6.5%、サービス業)など。