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ソシエテ・ジェネラルの財務・決算傾向とクレジット投資評価

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ソシエテ・ジェネラルの財務・決算傾向とクレジット投資評価

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本レポートでは、ソシエテ・ジェネラルのFY2025Q3までの財務・決算傾向からクレジット投資評価を行う。

業績の推移

  • 同行では、2022年の巨額損失計上以降は、継続して収益性の回復傾向が継続。 フランス国内のリテール銀行事業が増収傾向で利益率も改善していることが寄与。この他、海外リテール部門も利益率が改善。市場部門は変動性が高い。

預貸、バランスシート規模、調達構造の推移

  • 他の欧州大手銀行がバランスシート拡大による収益増を志向する中、同行では保守的な資産運営を維持。預金は超過流入傾向だが、流動性リスクへの耐性は強化。
  • 劣後債の起債額は償還額に比べ抑制ぎみ。既発劣後債の市場スプレッドには需給面からのタイト化(価格上昇)圧力がかかりやすい状況。

CET1比率・TLAC比率等の規制資本比率の推移

  • CET1比率は2023年末の13.1%から2025年9月末には13.7%へ上昇。TLAC比率は30.3%(規制要件の22.3%を大きく上回る)。レバレッジ比率も4.35%(規制要件は3.6%)と安定。
  • 資本・流動性双方での健全性は欧州大手行の中でも高水準に位置付け。

不良債権比率と信用コストの動向

  • 不良債権比率は2025年9月末に2.77%と過去数年間における最低水準を更新。与信額に対する信用コスト率は、2023年の28bpsから2025年の9カ月累計で25bpsに低下。
  • 同行では与信の質を重視。ただし、他の欧州大手銀よりも信用コスト率は高め。

信用格付けの動向と格付機関による評価

  • 発行体格付は、S&PがA、Moody’sがA1、FitchがA-。格付け見通しは、FitchおよびS&Pが安定的、Moody’sはネガティブ。
  • 総じて、格付機関はソシエテ・ジェネラルの資本・流動性の強固さを高く評価する一方、収益構造の安定性と効率性については改善途上と評価。

ソシエテ・ジェネラルのクレジット投資評価

  • 初回コール日までの期間が相対的に短いAT1債については、需給要因からスプレッドが縮小しやすい、と評価。マクロ耐性による中期的な不安定性は変わらず。Tier2債は、既に投資済みの債券についての懸念は低いが、新規の投資可能玉を見つけることは困難。
  • 同行では、2022年の巨額損失計上以降は、継続して収益性の回復傾向が継続。 フランス国内のリテール銀行事業が増収傾向で利益率も改善していることが寄与。この他、海外リテール部門も利益率が改善。市場部門は変動性が高い。

預貸、バランスシート規模、調達構造の推移

  • 他の欧州大手銀行がバランスシート拡大による収益増を志向する中、同行では保守的な資産運営を維持。預金は超過流入傾向だが、流動性リスクへの耐性は強化。
  • 劣後債の起債額は償還額に比べ抑制ぎみ。既発劣後債の市場スプレッドには需給面からのタイト化(価格上昇)圧力がかかりやすい状況。

CET1比率・TLAC比率等の規制資本比率の推移

  • CET1比率は2023年末の13.1%から2025年9月末には13.7%へ上昇。TLAC比率は30.3%(規制要件の22.3%を大きく上回る)。レバレッジ比率も4.35%(規制要件は3.6%)と安定。
  • 資本・流動性双方での健全性は欧州大手行の中でも高水準に位置付け。

不良債権比率と信用コストの動向

  • 不良債権比率は2025年9月末に2.77%と過去数年間における最低水準を更新。与信額に対する信用コスト率は、2023年の28bpsから2025年の9カ月累計で25bpsに低下。
  • 同行では与信の質を重視。ただし、他の欧州大手銀よりも信用コスト率は高め。

信用格付けの動向と格付機関による評価

  • 発行体格付は、S&PがA、Moody’sがA1、FitchがA-。格付け見通しは、FitchおよびS&Pが安定的、Moody’sはネガティブ。
  • 総じて、格付機関はソシエテ・ジェネラルの資本・流動性の強固さを高く評価する一方、収益構造の安定性と効率性については改善途上と評価。

ソシエテ・ジェネラルのクレジット投資評価

  • 初回コール日までの期間が相対的に短いAT1債については、需給要因からスプレッドが縮小しやすい、と評価。マクロ耐性による中期的な不安定性は変わらず。Tier2債は、既に投資済みの債券についての懸念は低いが、新規の投資可能玉を見つけることは困難。

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Jトラストグローバル証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第35号
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具体的な商品例(外部サイト)

発行体名 通貨 優先/劣後 償還 永久債 利率 満期
ソシエテ・ジェネラル USD建劣後コーラブル永久債 5.375% -

外国債券の取引にかかるリスク
債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。
また、外国債券(外貨建て債券)は為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じたり、債券を発行する組織(発行体)が所属する国や地域、取引がおこなわれる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けるおそれがあります。

外国債券の取引にかかる費用
外国債券を、JTG証券との相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。
また、売買における売付け適用為替レートと買付け適用為替レートには差(スプレッド)があり、外国債券の起債通貨によって異なります。

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上田 祐介
上田 祐介
チーフインベストメントストラテジスト
JTG証券経済調査室長 兼 チーフインベストメントストラテジスト。クオンツアナリストとして職歴を開始。その後は複数の大手外資系投資銀行などで主にクレジット市場関連の業務を歴任。海外クレジット市場の分析に強み。

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