【動画】米ドル建て債券市場動向|米国債利回り・社債スプレッドを専門家が解説【2026年6月第4週】
ここでは米ドル建て債券相場の動きと、より詳細な債券の取引状況についてデータを示し、専門家が分かりやすく解説します(無料動画あり)。 日米の経済成長力格差に起因した円安や国内インフレに、富裕層や50代・60代が対抗し、将来の生活を長く支えるには、より高成長な経済の通貨の債券などに分散投資し、元本を維持しつつ、安定した収入を確保していくのも重要です。本動画では、2026年6月19日から6月26日までの米国債券市場動向の状況を示すことを目的とする。(起債額と取引額は2026年6月22日から6月26日まで)
- 米国債市場では、FOMC後、6/26にかけて原油価格の低下とアメリカのインフレ懸念払しょく期待から、金利は低下した。ただし、今回の観測期間後の6/29(月曜)には、原油価格及び米国債金利は反転上昇。
- 社債市場では、AI/半導体企業の社債を活用した財務レバレッジ拡大と巨額投資の連鎖への警戒感が社債市場でも広がった。これら以外の伝統的産業や、投資適格全体の起債需要に変化はない。一方で、低格付企業(特にB格以下)や下位のAI/IT企業などで借り換えリスク等への懸念が広がる。
- 起債市場ではスペースX社債が圧倒的な新規起債額(250億ドル)。他の新発案件は 相対的に小粒。一方、流通市場での商いの中心はエヌビディア債。
米国国債市場
- 直近(6月26日)の10年国債利回りは4.37%と前週比で-0.085%の低下、4週比(5月29日)では-0.067%の低下。
- 2年国債利回りは-0.085%低下したが、20年国債は-0.048%低下と、イールドカーブの動きにはひずみが生じていた。
米国社債市場
- 10年債スプレッドは、投資適格で横ばい、投機級でワイド化した。
- ドル建て社債を年限別に見ると、相対的にスプレッド(超過利回り)が広めに動いたのは、投資適格債では2年債、投機級債では5年債。
米ドル建て債券起債動向
- 優先債で起債額の特に大きかった案件は通信セクターのスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズの250億ドルの起債。2番目は、金融セクターのバークレイズの45億ドル。3番目は、エネルギーセクターのカタールエナジーの35億ドル。
- 劣後債で起債額の特に大きかった案件はネクストエラ・エナジー・キャピタル・ホールディングによる37.5億ドル。2番目は、プロミガス/ガセス・デル・パシフィコによる9.2億ドル。3番目は、ピュージェット・エナジーによる9億ドル。
米ドル建て社債取引動向
- 事業会社のうち投資適格債で取引額が最も多かったのはエヌビディアで、オラクル、メタ・プラットフォームズがそれに続いた。
調査レポート
【レポート】米ドル建て債券市場動向 週次 2026年6月19日から6月26日まで