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政治・外交 | アメリカ

米中貿易交渉の現状(2025年6月中旬)(トランプ#11)

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本動画では、6/9~10にロンドンで行われた米国と中国の貿易交渉に関して、6/12以降に報告された内容をまとめ、今後の相場影響について考察する。

2025年6月:追加交渉の合意

  • トランプ大統領と習近平国家主席との電話協議を受け、6月9~10日にロンドンで開催された閣僚級協議で包括的な枠組みに合意。
  • 図表1に6月12日に公表された合意内容をまとめた。
  • 米国側は航空機エンジン・自動車用半導体・半導体設計ソフトウェアなどと中国人留学生のビザで譲歩、中国側は民需向けレアアース輸出再開で合意。

今回の合意に関する見方

  • 今回の合意枠組みによって米中貿易摩擦は一旦沈静化。
  • 8月までに合意に至らなければ再度見直しの対象となる可能性がある点にも注意。
  • レアアースの禁輸というカードが、米国の軍民企業や西欧・日本などの自動車産業にも即効性のある経済施策である点があらためて確認。
  • このことは、中国側が今後、より強い影響力を持つ交渉カードを手にしたことを意味する。
  • 同交渉は、基本的に現状追認に留まりやすいが、深刻に決裂する可能性も低い。
  • アメリカのインフレ率は高止まりに向かい、金融政策も硬直化しやすい。

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具体的な商品例(外部サイト)

発行体名 通貨 優先/劣後 償還 永久債 利率 満期
米国国債(プリンシパルストリップス) コーラブル債 ゼロクーポン 2041/2/15
米国国債(プリンシパルストリップス) コーラブル債 ゼロクーポン 2044/5/15
米国国債(プリンシパルストリップス) コーラブル債 ゼロクーポン 2047/2/15
米国国債(プリンシパルストリップス) コーラブル債 ゼロクーポン 2049/5/15
米国国債(プリンシパルストリップス) コーラブル債 ゼロクーポン 2052/5/15
米国国債(プリンシパルストリップス) コーラブル債 ゼロクーポン 2053/5/15
米国国債(プリンシパルストリップス) コーラブル債 ゼロクーポン 2054/5/15
米国中期・長期国債 コーラブル債 2.875% 2045/8/15
米国中期・長期国債 コーラブル債 3.000% 2048/8/15
米国中期・長期国債 コーラブル債 3.625% 2053/5/15
米国中期・長期国債 コーラブル債 3.875% 2043/5/15
米国中期・長期国債 コーラブル債 4.125% 2053/8/15
米国中期・長期国債 コーラブル債 4.375% 2043/8/15
米国中期・長期国債 コーラブル債 4.750% 2053/11/15

外国債券の取引にかかるリスク
債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。
また、外国債券(外貨建て債券)は為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じたり、債券を発行する組織(発行体)が所属する国や地域、取引がおこなわれる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けるおそれがあります。

外国債券の取引にかかる費用
外国債券を、JTG証券との相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。
また、売買における売付け適用為替レートと買付け適用為替レートには差(スプレッド)があり、外国債券の起債通貨によって異なります。

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米中貿易交渉の現状

調査レポート

米中貿易交渉の現状

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