債券Q&A(I-6)|債券の買い方は?

債券の取引では、株式のように証券取引所を通じて行われるのではなく、証券会社が自ら売買の相手方になって取引をする方法が一般的です。こうした取引方法を「店頭取引(OTC取引)」と呼びます。債券の店頭取引市場には、「新発債市場」と「流通市場(既発債市場)」があり、それぞれの市場で債券の買い方が異なります。また、新発債も既発債も、証券会社によって取り扱う銘柄が異なります。
| 新発債 | 既発債 | |
|---|---|---|
| 購入時期 | 売出期間 | いつでも* |
| 価格 | 額面(=償還価格) | 市場価格 |
| 最終利回り(償還まで保有時)** | 購入時に確定(=クーポン) | 購入時に確定(≠クーポン) |
| 経過利子の支払い | 不要 | 必要 |
【新発債】
新発債とは新規に発行される債券のことで、売り出し期間の間にしか購入できません。新発債は額面で購入します。新発債の購入時(起債時)には、最終利回り=クーポン(表面利率)になります。
【既発債】
既発債とは、すでに発行されている債券のことで、その時の市場価格(時価)で購入します。価格は流通市場で決まるため、日々、変動しています。また既発債の種類はたくさんありますが、流通市場(証券会社の店頭)に在庫がなければ買うことができません。また、既発債の最終利回りはクーポン(表面利率)とは異なります。このほか、既発債の購入時には経過利子がかかります。経過利子とは、債券の利払い日から売買の受渡日までの期間の利子に相当する額のことで、買い手から売り手に売買時に支払います。
