債券Q&A(2)|債券と株式、どう違う?

金融資産運用といえば、株式投資や株式投資信託などにおいて、リスクをとって2~3倍になる利益を目指す代わりに、相場が悪化すれば一旦は投資資産の価値が-30%とか-50%まで悪化することもある。そんな印象が強いのではないでしょうか。
株式と債券はリスク/リターンの特性が大きく異なります。株式は投資リスクが大きい代わりにより大きなリターンを得やすく、長い期間をかけて資産形成をする場合に有利な資産です。一方、債券は市場のリスクが大きく高まる場合などにも価値が保たれやすい、より安定性の高い資産で、安定した利金収入により生活の下支えなどに役立つ資産です。
以下の表に、株式と債券の特性や、どのような方に合いやすいのかを比較しました。
| 株式 | 債券 | |
|---|---|---|
| 償還日 | なし | あり (永久債を除く) |
| 議決権 | あり | なし |
| 発行体 | 企業のみ | 企業・政府 |
| 利金・配当金 | 配当支払額は、 基本的に企業業績により変動 | 定期的な利払い (一般的に固定金利が多い) |
| 元本償還 | 払込額(出資金等)が 現金で払い戻されることはない | 発行時(契約時)に 償還日(満期日)と額面が確定 (永久債を除く) |
| 価格の動き | 上下とも 価格は変化する | 発行体の信用状況によるが、 一般に価格の下落余地は 限定されやすい |
以下の動画では、こうした内容について易しく説明しています。
なお、ここで個人投資家の方を対象に想定しているのは債券、特に米ドル建てなど日本円以外の通貨で発行された債券です。グローバル・ソブリン・ファンドのような債券型インデックス投信ではなく、単独の発行体が起債した個別の債券となります。