米ドル建て債券市場動向 週次:2026年2月第2週版
本動画では、2026年2月6日から2月13日までの米国債券市場動向の状況を示すことを目的とする。(起債額と取引額は2026年2月9日から2月13日まで)
- 前週は米国債利回りが短期〜超長期まで広く低下(約-15bps)。
- マクロ指標については、2/10(火):小売統計(12月分)の弱さから「消費減速」連想で利回り低下。2/11(水):雇用指標は強く、いったん利回り上昇・ドル高。2/12(木):30年債入札が歴史的な強さ。2/13(金):CPI予想が下振れ、金利先物が6月利下げ確率を引き上げ、利回り低下が週を通して確定。
- AI関連の不透明感などで株式が不安定(S&P500は週で下落)。リスクオフ/ボラティリティ局面で「安全資産としての米国債買い」の影響で、米国債が安全資産として機能した。
米国国債市場
- 直近(2月13日)の10年国債利回りは4.05%と前週比で-0.158%の低下、4週比(1月16日)では-0.175%の低下。
- 2年利回りは-0.090%低下したが、20年国債は-0.155%低下と、イールドカーブの傾きはなだらかに(フラット化)。
米国社債市場
- 社債スプレッドは、投資適格、投機級ともにワイド化。
- ドル建て社債を年限別に見ると、相対的にスプレッド(超過利回り)が広めに動いたのは、投資適格債では2年債、投機級債では10年債。
米ドル建て債券起債動向
- 優先債で起債額の特に大きかった案件は通信セクターのアルファベットの200億ドルの起債。2番目は、金融セクターのUBSグループの52.5億ドル。3番目は、通信セクターのウォルト・ディズニー・カンパニーと、政府セクターの欧州投資銀行の40億ドル。
- 劣後債で起債額の特に大きかった案件はINGグループによる15億ドル。2番目は、トランスダイムによる12億ドル。3番目は、シティグループによる10億ドル。
米ドル建て社債取引動向
- 最も債券の取引額が多かった金融機関債はモルガン・スタンレー、次いでバンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーだった。
- 事業会社のうち投資適格債で取引額が最も多かったのはオラクルで、アルファベット、メタ・プラットフォームズがそれに続いた。
調査レポート
米ドル建て債券市場動向 週次 2026年2月6日から2月13日まで