米ドル建て債券市場動向 週次:2026年1月第1週版
本動画では、2025年12月19日から1月2日までの米国債券市場動向の状況を示すことを目的とする。(起債額と取引額は2025年12月22日から1月2日まで)
- 1月2日から、新年度開始に伴う新規資金流入もある中、2026年の相場が開始。ただし、金曜日のみの週ということもあり、本格始動は1月5日以降。
- 米国のインフレ傾向は、食料品価格などを中心に上昇傾向。このため、利下げの継続期待が後退し、中長期の年限では国債利回りが上昇。一方で短期米国債の利回り水準は維持。ドル/円 レートは円安が進展。
- 米国債券市場では、クリスマス休暇をはさんだこともあり流通市場での取引は低調。新規起債案件も、大型案件はほとんど外国企業
米国国債市場
- 直近(1月2日)の10年国債利回りは4.19%と前週比で+0.063%の上昇、4週比(12月5日)では+0.056%の上昇。
- 2年利回りは-0.006%低下したが、20年国債は+0.054%上昇と、イールドカーブの傾きは急に(スティープ化)。
米国社債市場
- 投資適格債のスプレッドは1~3bpsの範囲内でわずかなタイト化。投機級債は、中長期(5、10年)のスプレッドが5~7bpsの範囲内でわずかなタイト化。
- ドル建て社債を年限別に見ると、相対的にスプレッド(超過利回り)が広めに動いたのは、投資適格債では10年債、投機級債では2年債。
米ドル建て債券起債動向
- 優先債で起債額の特に大きかった案件は金融セクターの碧桂園控股の122.9億ドルの起債。2番目は、金融セクターの旭輝控股(集団)の57.2億ドル。3番目は、金融セクターのドイツ銀行の30億ドル。
- 劣後債で起債額の特に大きかった案件はカスタマーズ・バンコープによる1億ドル。
米ドル建て社債取引動向
- 最も債券の取引額が多かった金融機関債はモルガン・スタンレー、次いでJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー、シティグループだった。
- 事業会社のうち投資適格債で取引額が最も多かったのはオラクルで、メルク、アマゾン・ドット・コムがそれに続いた。
- 投機級債ではVenture Global LNG Inc債の取引額が多かった。
調査レポート
米ドル建て債券市場動向 週次 2025年12月19日から2026年1月2日まで