【ショート動画】国内ネーム(黒目)米ドル建て社債の起債動向と、円債との利回り格差
本動画では、国内ネーム(黒目)米ドル建て社債の起債動向を確認すると同時に、円建て債との利回り・スプレッド格差の傾向を確認する。
- 2025年度の黒目米ドル社債の起債額は、金融機関債と事業社債の両方で大幅に増額(前年の約3倍)。
- 金融機関の米ドル建て債では、直近1年の新規起債額が急増。メガバンクと大手生保、大手証券が上位を占める構造は変わっていない。
- 事業会社の米ドル建て債でも、直近1年の新規起債額が急増。定期発行体の米ドル建て債は変わらず。(例:NTTファイナンス、ソフトバンクグループ、楽天グループ、三菱商事、トヨタ自動車、本田技研工業、デンソー、三井物産、丸紅、JERAなど)
- 2025年に新規で米ドル建て社債の起債を開始したのは;日産自動車、キオクシアHD、電力事業者(関西電力、北海道電力、九州電力、中国電力)など。
- 円債とドル債の利回り格差の観点から、より投資妙味が高いのは国内格付がA~BBB格の事業社債(米ドル債の発行体格付けBB格、劣後債の格付けB格などの債券)。ただしこうした債券への投資にあたっては、投資前に詳細な分析と評価が必要。
調査レポート
国内ネーム(黒目)米ドル建て社債の起債動向と、円債との利回り格差