関税に負けない米株戦略（トランプ＃4）

本動画では、米国の相互関税起因で世界の経済や企業の成長が停滞する中でも、安定したパフォーマンスを生みやすい米国株式の投資戦略とはどのようなものなのか、その考え方をを解説する。

トランプ関税による世界経済への巨大不透明要因は、相互関税の特定国加算の90日延期によっても、何ら払しょくされていない。むしろ中国との報復合戦による145%課税などの影響により、さらに不透明なリスクが増している。トランプ氏が進める米国内の個人向け減税のためには、最終的には関税強化を進めざるを得ず、米国内のインフレ加速や消費の減退が一時的に生ずることは避けがたい。さらに、交易も減少し企業の仕入れコストも上昇しやすいため、米国自身に加え、貿易への国内産業の依存度が高い欧州、中国、メキシコ、カナダなどでも経済への悪影響は米国以上に厳しくなりやすい。

こうした中で、経済が相対的に頑健な米国ネームの中で、個人消費や交易条件の影響を受けにくく、パフォーマンスが安定しやすい銘柄バスケットのスクリーニングを行い、これを提案する。