JTG証券の米国金利/為替相場見通し
以下では、JTG証券経済調査室による、米国金利・為替に関する相場見通しを示します。(2026/6/25更新)
[相場を考える前提条件]
- 雇用者数は順調な増加トレンドに。もともと新規労働者増分の減少は、トランプ政権による外国人労働者抑制の政策を反映した一時影響。平準化した今、雇用面の懸念は薄い。
- 一方、インフレについては、5月のCPI総合を4.2%まで押し上げた要因の大部分はガソリンなどのエネルギー価格。エネルギーと食料を除くCPIコアでは2.9%に留まっている。ということはWTIが1バレル60ドル台まで戻した状態で、1~2か月程度の燃料精製・生産が進めば、インフレ懸念もまた短期的に払しょくしうる状況。
- このことは、既に中立金利近辺にある現状の政策金利の水準は、引き続き現在の水準で維持されやすいことを意味する。
- ウォーシュ議長の下で進むFOMC改革タスクフォースが年末までに結論を出すことを思えば、バランスシートもドットやインフレ分析も、短期的には変えにくい状況。
[弊社による米国債相場見通し];

[弊社によるドル/円相場見通し];
ドル円レートは、ホルムズ海峡問題の沈静化で一旦円高に転じてもその後は必ずしも急激な円高は続かない。2026年末で155円程度、2027年末で153円程度までの円高に留まりやすい、とみる。

(出所) Bloombergのデータを参照し、JTG証券で作成。中央値ベースの気配値であり、この値で実際に取引できる訳ではない点に注意。
より詳細なポイントについては、下記のリンクから見通しレポートをご参照ください。